モノづくりの楽しさを商品開発に活かします。

有限会社　赤塚製作所　赤塚順次です。

 

今日は製造業冥利につきる出会いをさせて頂きました。茨城同友会の青木様と一緒に老舗のさ志まや製菓株式会社の斉藤社長とお会いしてきました。

この斉藤社長は茨城同友会の代表理事でもあります。

 

何故、お呼ばれしたかと言うと

これです。これは米菓の製造機械のコンベアの部品です。何十年も前の機械でメーカーにもこの部品はなく新しい機械の導入を促されるそうです。しかし斉藤社長は

この機械を使ってんのがウチだけだってんなら尚更この機械を使い続けたいと語っておられました。

 

老舗製菓工場を長年守ってきたこの機械を使い続ける決心をした社長の思いを叶える仕事を出来るかと思うとワクワクします。

それと同時にしっかりとした物を作らなければと気合も入ります。

 

作り方としては両サイドのパイプ部分は電気溶接でそれ以外は、いつものスポット溶接で作ります。

平網の状態でスポット溶接をして曲げはまとめて曲げます。

 

 

今、ウチは受注が少なく決して良い状態ではありませんので、目先の注文が欲しいのが本音です。が、このような伝統を守るような、損得だけではない仕事をするのは嬉しい事です。

 

自分で自分の会社の事を考えると

ウチは特殊な技術がある訳じゃないしなぁと思いがちですが、そんなウチでも老舗の伝統を守るお手伝いが出来ると思うと嬉しいです。

必要とする人がいて自社がそれを作る事が出来る。

これこそ製造業冥利に尽きます。

 

モノづくりで街を暮らしを明るくします。

モノづくりの楽しさを商品開発に活かします。

モノづくりを通じて技術を高め夢を育みます。

 

これは弊社の理念です。

 

今回のこの案件は正にこれだなと思いました。楽しさを感じながら開発をし自社の技術を高めていく！

とても理想的だと思います。

 

あとは注文が増えてくれば完璧なんだけどな～(笑)